(画像はベガルタ仙台公式HPより)
15日サッカーJ1は各地で9試合が行われベガルタ仙台がガンバ大阪を破り開幕からの無敗を10試合とし2位に浮上した。首位柏はジュビロに0-3と完敗した。
東日本大震災の復興のシンボルとして快進撃を続けるベガルタ仙台にはこの男がいる。柳沢敦、今年京都サンガから移籍してきたベテランは2011年の戦いの場を仙台に求めた。かつては日本代表で2大会W杯出場し、そのキャリアの素晴らしさは誰もが認めるところ。この日は同点の後半38分にピッチへ残り7分の場面で柳沢が果たした役割はシンプルながらも大きなものとなった。縦パスを受けキープ、それを後ろからサポートした角田へポストプレーこのプレーが決勝点へ繋がった。元々動き出しに定評がある柳沢、その「技術」は今も健在。パスの出し手のことを考え、出せるタイミング出せるところへ動き出すことでボールを受けシンプルにプレーをしチャンスを作り出した。常勝軍団鹿島アントラーズに所属し、勝ち方を知る男はその後ファールをもらい、ボールをキープし時計の針を進めた。
怪我で今シーズン出遅れたチームの主将柳沢が戻ってきたチームの快進撃はどこまで続くのか柳沢が果たす役割に期待したい、