愛知県電動車椅子サッカー協会は、同協会が主催する「電動車いすサッカー(PCF:パワーチェアフットボール)」の体験会を7月23日に、名古屋経営短期大学で初開催した。
障がいの有無、老若男女を問わず、互いの違いを尊重し、一緒に楽しめるスポーツ
当日は、オープンキャンパスもあり、介護福祉学科(現健康福祉学科)の体験授業としての参加者もたくさんいた。
初めて電動車いすを操作する人も多く、介護福祉学科でパラスポーツ指導員資格を持つ先輩たちの優しい声かけや、協会指導者の巧みな指導でだんだん上手に操作できるようになった。「初めてだったけれど楽しかった!またやりたい!」との声が、たくさん聞かれた。
このイベントは、同協会と名古屋産業大学の協定によるもので、パラスポーツ競技団体のひとつである、一般社団法人愛知県電動車椅子サッカー協会と名古屋経営短期大学介護福祉学科(現健康福祉学科)が、持続的・発展的に地域連携を深めることを目的としている。
電動車いすサッカーは、フットガードを付けた電動車いすを操縦し、スピード感あふれるボールパスでゴールを狙う4人制の屋内競技。電動車いすを操作できれば、障がいの有無、老若男女を問わず、互いの違いを尊重し、一緒に楽しめるスポーツだ。
(坂土直隆)